あああ
プロフィール 住まい:埼玉県 性別 :男

北陸道・越中路012020年11月11日 09時38分50秒



■今石動(いするぎ)宿ー>高岡宿j->小杉宿
コロナの影響で夏まで自粛で外出がはばかられ1年ぶりの一人旅である。
昨年作っておいた計画書の再確認を何度もした。その日の出発地の駐車場、終着地からの戻り手段など。前日の10日に家を出て400km走って富山県小矢部市の道の駅メルヘン小矢部に宿泊。ここは国道8号から100mくらい放てているので、車中泊には静かで快適だった。今回は富山県の西の端から東の黒部市宇名月町まで歩く予定。最近、疲れると腰が痛く3日間でどのくらい歩けるか心配だが、平坦地ばかりだし、何時でも鉄道駅が近いので辛くなったら無理をしないつもりだ。

●今石動宿ー>福岡ー>高岡宿(2020-11-11)
7時20分、道の駅から2kmくらい移動し、無料の市営駐車場に車を止めて歩き出す。直に道路案内版に津幡の文字があり、昨年津幡宿から倶利伽羅峠を超えてここまで来た時のことを懐かしく思い出す。
今石動;お菓子屋、五郎丸屋:
五郎丸屋

石動地区に入り、五郎丸屋がある。宝暦2年操業で今でも「薄氷」という餅菓子を作っている。その先、高札場だった所が商工会議所になtっている。そこの交差点を右折し東に向かう。200m先の道林寺に「明治天皇石動行在所」碑がある。
旧道に古い家がいくつか残り、いい感じ、左に緩くカーブをしながら進む。
小矢部橋で小矢部川を渡る。この後もそうであるが、この地方の地蔵像はいづれも70cmほどの台の上に乗っている。そして堂に入っている。雪が積もるので当然と言えば当然だ。
川を渡ってからは北東に進み、国道8号線を渡り間もなく地蔵堂と「芹川の一里塚跡」碑がある。
芹川一里塚跡:
芹川一里塚跡

更に田園の中を300mも進むと道端左に「勅使桜」の碑があり脇に桜と思われる古い切り株が残っている。多分枯れてしまったのだろう。その少し先に大岡神社の石柱があってその両側に、今度は桜が1本ずつあり、それぞれ四条家、高倉家と記した白い杭が立ててある。両家が寄贈したものか?
9時30分、右側に高岡市福岡庁舎がある。ここで、トイレを借りる。
福岡庁舎を出て500m進み、岸渡川を渡ると旧街道の雰囲気がダダ寄ってくる。
高岡市福岡、街並み:
高岡市福岡、旧街道の街並み

高岡市福岡、雅楽の館:
雅楽の館

左側に無料入館御自由にと書いてある趣のある家があり覗いてみる。江戸時代から継承されてきた雅楽の楽器などを展示している。建物はかつての「すげ笠問屋」で、管理人の女性としばし歓談する。
今回の一人旅で、たびたび「往還松」の看板や木柱が現れる。かつて加賀藩が植えた松並木があったことを説明している。夏は日影となり、冬はしばし吹雪を避ける役目も果たしていただろう。今は、切り株だけ残っていたりもするが、新しい松が植えてあることもある。
高岡市立野町、往還松跡:
往還松の説明

10時45分、高岡市立野町、長久寺があり、「明治天皇立野御小休所」碑がある。11時40分、高岡市千石町、この辺りの街道沿いは、昭和初期の商家風の家々が続く。有磯神社で右折し、10時50分、横手橋で千保川を渡り高田宿に入る。

●高岡宿ー>大門ー>小杉宿(2020-11-11)
川巴良(かわら)諏訪神社を過ぎて100mで通町に進み、200mほど行った角が公園が高峰公園で、高峰譲吉の生誕地。この先50m進んで(株)松崎を左折すると山町筋に進む。山町筋にはかつての高岡宿の古い家々が残されている。郵便局の南前の道路を挟んで本陣跡碑があった。
高峰公園:
高峰公園
高岡宿、本陣跡碑:
本陣跡碑
山町筋:
山町筋
菅野家住宅、明治35年建築:
菅野家住宅

菅野家住宅の向かいに食事処、かねまつ食堂がある。表が古民家風のたたずまいの店だ。、トイレを借りるため裏に回ると中庭を囲んで喫茶店や土産物屋など土蔵風の店が何軒ある。12時30、かねまつ食堂で「ぶり唐揚げ丼」。
山町筋を北に進んで、右手に趣のある「土蔵造りのまち資料館」があって、その先の交差点を右折し坂下町通りへ進む。坂下町通りを進むと正面前方に高岡大仏の姿が確認できる。
高岡大仏:
高岡大仏

大仏にお参りした後、手前の大仏前通り直進して朱色の駐春橋から高岡古城公園に入る。公園内には護国神社、射水神社などがあり、本丸広場の奥まったところに前田利長像がある。
13時15分、高岡古城公園をでて、南東に大手町、定塚町へ進み定塚神社の前を通り過ぎて、JR氷見線、あいの風とやま線の踏切を続けて渡る。13時55分高岡市蓮花寺、恵比寿宮を過ぎて岐阜県飛騨から流れてくる荘川の土手に出る。旧道は土手で行きどまりで100mくらい上流の大門大橋で射水市大門地区に入る。
庄川、大門大橋:
庄川と大門大橋

大門地区に入って、射水市役所前、その先県立小杉高校正門を過ぎて直ぐ左折し旧道へ進む。この辺りから街並みが旧街道の雰囲気になってくる。
15時20分、射水市諏訪町、赤壁屋前に「旧北陸道と小杉新町」の説明版がある。そこには、前田利長公が富山城から長岡城に移ったさい、小杉新町が整備され小杉宿ができたこと、また寛政二年創業の酒、醤油醸造の赤壁屋のことも書いてある。
赤壁屋:
赤壁屋

赤壁屋の隣に眞福寺、その先100m本中町交差点を右折すると200mで小杉駅、今日はここまでとする。
電車で小杉駅から石動駅まで戻る。宿泊は昨晩と同じ道の駅おやべ。隣にスーパー銭湯風の森がある。

●データ
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交通費:車(家ー>道の駅小矢部、400km、小矢部市内、20km)、小杉駅ー>石動駅:470円) 風呂:680円、食費など:(2500円)、
里程:石動宿ー>小杉宿(26.3km+3.3km:43175歩)
小矢部駐車場、高岡古城公園散策があったので+3.3km。

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